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風の又三郎

宮沢賢治の風の又三郎に「その時、風がドウ—と吹いてきて」という場面があります。転校して来た三郎を、みんなが「風の又三郎」と言う。とても切なくて美しくて、宮沢印作品の代表とも言えるものです。
で、NHKBS3の「とうちゃこ」を見てました。夕食事、こちらは「イカ刺しが堅いの、ご飯の銘柄はこれでいいのか」と、文句たらたら食べているのに、「濱田岳のお父さん」と信じられている正平さんは、ハアハア言ってます。
場所はどこかといえば「焼山」て、どこ、な私。なんでも岩手山が噴火したとき流れた溶岩原が、目指す場所。ふーん、こちとら桜島の溶岩、見慣れとりますけんね。ビックリしませんから、と宮沢賢治先生のお名前が。
なんでも、展望台に賢治の詩碑があるって。そこ、見たい—。で、かなりの坂。日野さんフウフウ言ってます。顔はすでに日焼けで赤ぐろ。いやあもうすぐ70才でしょ。どこまで続くの、この番組。体、だいじょうぶかしら。
と、そこに風がドドド—と。ああ、又三郎だー、賢治の分身だー。ほんとに、北上地方ではこんな風の音がするんですね。そして、何事もなかったように、また自転車は走りだします。賢治が来たようでした。
焼山は溶岩だらけで、荒涼として、シンとしていました。風が生まれる場所でした。宮沢賢治と同じ風景を見られて風の音を聞けて、とてもうれしい。「とうちゃこ」ありがとう。こちら

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